2006年06月12日 (月)
dmkより
ウィスラーのピッコロとは、手軽に行けるバックカントリーとして有名なところ。ハーモニー・チェアからトラバースして、ハイクして20分から30分もすれば雄大なバックカントリー・エリアが広がる。多くのスキーやスノーボーダーたちは、古くからこのエリアを愛し、汗を掻きながらハイクをしていた。
そのピッコロが遂にリフト・チェアを来季に設置すべく開発を開始した。これにより北米でも最も広大な森林限界を超えるボール・エリアが、ウィスラー・スキー場の1つのコースとなる。
一般客からすれば、手軽にパウダー・エリアを堪能できて嬉しいというところだろう。
しかし、ローカルの一部では、「ここまで開発してどうするの?」と冷ややかな意見もあるようだ。というのも、ウィスラーはここ10年の間に、ピーク・チェアを高速クワッドにして、ハーモニーのチェアも誕生させ、さらにはピークからクリークサイドまでコース外だったエリアもコース内に組み込んだのである。まるで、ウィスラー・リゾートという怪獣が、どんどんと自然のエリアをコースにするべく飲み込んでいるようにも見えるのだ。
その開発のとばっちりは、森林の破壊につながり、一部バックカントリーにくわしい人だけが行けた聖域エリアを壊している。
スキー場というビジネスは自然を破壊することでもあり、自然を愛するスノーボーダーには矛盾も潜んでいるが、ここまで開発するのは、どうなんだろうか。
ウィスラーのピッコロとは、手軽に行けるバックカントリーとして有名なところ。ハーモニー・チェアからトラバースして、ハイクして20分から30分もすれば雄大なバックカントリー・エリアが広がる。多くのスキーやスノーボーダーたちは、古くからこのエリアを愛し、汗を掻きながらハイクをしていた。
そのピッコロが遂にリフト・チェアを来季に設置すべく開発を開始した。これにより北米でも最も広大な森林限界を超えるボール・エリアが、ウィスラー・スキー場の1つのコースとなる。
一般客からすれば、手軽にパウダー・エリアを堪能できて嬉しいというところだろう。
しかし、ローカルの一部では、「ここまで開発してどうするの?」と冷ややかな意見もあるようだ。というのも、ウィスラーはここ10年の間に、ピーク・チェアを高速クワッドにして、ハーモニーのチェアも誕生させ、さらにはピークからクリークサイドまでコース外だったエリアもコース内に組み込んだのである。まるで、ウィスラー・リゾートという怪獣が、どんどんと自然のエリアをコースにするべく飲み込んでいるようにも見えるのだ。
その開発のとばっちりは、森林の破壊につながり、一部バックカントリーにくわしい人だけが行けた聖域エリアを壊している。
スキー場というビジネスは自然を破壊することでもあり、自然を愛するスノーボーダーには矛盾も潜んでいるが、ここまで開発するのは、どうなんだろうか。
この記事へのトラックバック
| ホーム |